リビング階段

リビング階段長所と短所

リビング階段というのは、文字通りリビング内に階段がある造りのことです。リビング階段には、リビングそのものが吹き抜けになっていてリビングの天井が高いものと、階段があるだけで、リビングの二階にも部屋がある間取りのものとがあります。

リビング階段のいいところは、二階に上がるときには必ずリビングを通るということであり、家族とのふれあいの時間が増えるということにあります。玄関を入るとまずリビングに入り、そこから各自の部屋、洗面所やキッチンへと入っていくことになります。

また、廊下がないわけですから、それなりに各部屋の間取りを大きく採れるということがあります。さらに、廊下がないのですから、冬冷たい廊下を通る必要がなくなるわけで、年配者にとっては有り難いことかもしれません。

リビングそのものが吹き抜けになっていて、天井が高いものになると、その開放感はたとえようもありません。窓も大きく採ることができ、採光も最高です。

ではリビング階段の短所は何でしょう。

まず空調、つまり暖房と冷房の問題があります。リビングに階段があるということは、リビングと2階との仕切りが少ないということです。リビング階段ではリビングやキッチンのほか、2階ホールまで空間が繋がっているわけですから、これを一度に空調する必要があります。かなり広い空間になりますので、簡単ではありません。設計の上で暑さ、寒さ対策はよく考えなくてはいけません。

また、リビングが2階に繋がっているというのは、1階と2階の家族の気配がより伝わりやすいということでもあります。これは家族同士のつながりという意味ではいいのですが、音が騒音になってくるとそうもいきません。静かに過ごしたいとき、病気の時など、余りよいものではないでしょう。

また、2階に行くためには必ずリビングを通ることになるので、来客時になにかと気を遣うことになります。よく知った客ならいいのですが、顔を合わせたくない場合や、お風呂、トイレなどに行く時にも少し困ります。

というわけで、素晴らしい長所もたくさんある代わりに、いくらか短所もあるのがリビング階段です。それをよく踏まえた上で家造りを考えていきましょう。

      

      

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